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ビアイベント開催!「京都クラフトビール祭」(続報!)

イベント

11月6日(土),7日(日)、「京都クラフトビール祭」が開催!(続報)

京都発の新たなビアスタイル「京都スタイルビール」のお披露目も!!

前回の続報!

京都の梅小路公園のイベントスペースで、久しぶりにビアイベントが開催されます。コロナもちょっと落ち着いて、久しぶりのイベントですね。みなさん、感染に注意しながら楽しみましょう~~

さて、このイベントの目玉は2つ。
まずはちょっと珍しい廃線跡を利用したイベントスペース。なんとレールバイクに乗ることもできますよ!

そしてもうひとつは 「京都スタイルビール」のお披露目。
IPAやスタウトなど、ビールには様々な種類があって、これをビアスタイルと言いますが、これらはみな海外で確立されたものなのです。そこで、日本発のスタイルを作ろう!!、というプロジェクトが京都で始まりました。名付けて 「京都スタイルビール」さてどんな味わいのビールでしょうか。試飲コーナーもあります!

前の記事は主に会場の梅小路ハイラインについて紹介したので、今回は 「京都スタイルビール」 についてご紹介したいと思います。我が「京都クラフトビール仮想商店街」も多少なりとも、これにかかわっているので、がんばってご紹介したいと思います。

イベント詳細
一乗寺ブリュワリー

京都比叡山のふもと一乗寺で、伝統的なスタイルから新しく驚きを秘めた京都らしいビールまで幅広く醸造しています。

■主なビール
いぶし銀レモンエール
アップス珈琲スタウトなど
■料金
1杯 500円


西陣麦酒

職人の街・京都西陣にて、こだわりの異なる2人のブリュワーが小規模醸造スタイルを活かし、多様なビールを醸造するマイクロブルワリー。

■主なビール
柚子無碍、Silky Weizen、室町セゾン、限定醸造ビール
■料金
1杯9オンス 500円
飲み比べ7オンス2杯 800円


丹後王国ブルワリー

丹後地域商社として、地域産品・資源もマーケティングを行い、商材、販路、サービス、物流を開拓する企業です。

■主なビール
マイスター・Green Premium、ヴァイツェン、セッションIPA、FAUCHON ALE
■料金
1杯500円、2種セット800円、3種セット1000円、4種セット1200円


京都ビアラボ

七条木屋町の高瀬川沿いに立つブリューパブです。茶葉など京都産の原材料を使ったビールや、世界の先進的な醸造方法を取り入れた個性的なビールを提供しています。できたてのビールを楽しんでもらえるバーを併設しているのでぜひお立ち寄りくださいね!

■主なビール
すだちヴァイツェン
茶ビール
■料金
1杯 600円


ウッドミルブルワリー・京都

コンセプトは「食事と楽しむビール」料理と調和し、食事のひとときを豊かにするビールづくりを目指しています

■主なビール
はっさくホワイト、ゴールデンエール、ペールエール、和らぎIPA、コーヒースタウト、ホワイトIPA 与謝野フレッシュホップver.
■料金
1杯(9オンス)500円
2種飲み比べ(7オンス×2)800円
4種飲み比べ(7オンス×4)1,500円


京都与謝野酒造

京都与謝野で栽培されたホップを生のまま使用。フレッシュなホップの香りが楽しめます。涼風ゴールデンはIBCで銅賞を受賞。

■主なビール
Hop-Up Beer ハレバレゴールデン
ツキカゲブラック
涼風ゴールデン
■料金
アルミ缶入りで販売(オープン価格)


京のSAKESORA

京都らしい路地に佇む「創作和食×京都のクラフトビール×セレクトした京都の日本酒」の店。昼は彩豊かなおばんざいのランチセットとのペアリングが気軽に楽しめます。

■メニュー
お好きにペアリングセット(選べるおばんざい3種のセット)800円

京都洋食 スター食堂 御幸町錦上ル

大正14年創業、京都に“洋食文化”を広め、様々な料理や業態に挑戦し沢山のお客様の「おいしい笑顔」を頂いてきた老舗洋食店。

■おすすめ料理
ステーキ&フリッツ 900円
鉄板チーズラザニア 500円
スター食堂の唐揚げ 400円

梅小路ハイライン – 梅小路エリアの新スポット
梅小路エリアの新スポット

前回の記事、梅小路ハイラインの詳細はこちらの記事を見てください

「京都スタイルビール」 とは?

そもそもビールのスタイルとは

最近クラフトビールの人気が徐々に上がり、いつも見かけるビールに混じってちょっと珍しいビールがコンビニなどでも手に入るようになってきました。様々な種類のビールが飲めるってビール好きとしては大変喜ばしいことですね。やはりクラフトビールの醍醐味は、いろいろな味わいのビールが楽しめることではないでしょうか。

ビールはこのような色やアロマの特徴、使用する酵母や発祥の地などに基づいて細かく分類されているのです。これがビアスタイル。単純にスタイルと言ったりします。

たとえば、日本国内の大手ビールメーカーが販売しているビールのほとんどがピルスナー、黒ビールのギネスビールはスタウト、最近はIPAが流行っていますね。また、それぞれのスタイルの中でも細かく分類されており、日本地ビール協会が設けた「ビアスタイルガイドライン」には、なんと140種類を超えるスタイルが書かれています。

Beer Style Guideline 2004
ビアスタイル・ガイドライン2004BeerStyleGuideline2004

では、なぜこのような多くのスタイルができたのでしょうか。いろいろな理由がありますが、歴史的なビアスタイルの多くはビールが作られた土地でとれる原料の違いが創り出したと言えるでしょう。ビールは「水」「麦芽(モルト)」「ホップ」「酵母」を主な原材料としてつくられますが、この特性の違いがビールの味わいに与える影響はとても大きいのです。

例を上げれば、ピルスナーはドイツのピルゼンが発祥の地、その地の軟水がピルスナーのキレのある爽やかな喉越しとホップの苦味を。また、最近流行りのウェストコーストIPAの爽やかなフレーバーは、アメリカ西海岸のホップが生み出しています。ビールは農業生産物ですから、そのスタイルと味わいから発祥の地の環境をイメージしてみるのも面白いかもしれませんね(笑)

また、ビールがそれぞれの発祥の地から世界に広がっていく段階で、様々な地域の原材料が組み合わされることにより、さらにスタイルが細分化していったと考えられます。ビールのいろいろな味わいの違いは、ブリュワーさんの挑戦と努力の結晶なんですね。

詳細はこちらを参照。(年齢認証してね!)

BEER STYLE NOTE ビアスタイルって?
キリンビール大学麦芽,麦,モルト,について。
世界に発信! 【京都スタイルビール : KYOTO-STYLE BEER】

日本のブリュワリーの皆さんは、世界各地の材料を集め、日夜工夫を続けながら様々なスタイルの美味しいビールを作ってくれていますが、日本にクラフトビールが誕生して25年以上が経った今、クラフトビールが大好きな飲み手やブリュワーさんの間で、「日本が発祥のビアスタイルがあったらいいよね!」という話がよく上がるようになってきました。そろそろ【日本発祥のビアスタイル】を創り出す時期ではないでしょうか?

さて、ビアスタイルの多くはその土地の原料が創り出した、というわけですが、実は、京都には独自のホップ(与謝野、亀岡産)と酵母(京都市内清水寺産)があるのです。モルトも亀岡産大麦を基にクラフトブルワリーが使えるものを作ろうとした試みが進行中で、もちろん水も豊かです。

おっつ、、これはチャンス!! さらに、京都は『世界的に知られた地名』としてのアドバンテージもあります。世界に通用する【日本発祥のビアスタイル】が生まれる場所は京都以外に考えられないのではと思いませんか??

今、京都産の原料を使った【京都スタイルビール:KYOTO-STYLEBEER】を京都のブルワリーで創ろうという計画が始まりました。まさに今回開催の京都クラフトビール祭がスタートです。

京都スタイルビールの今とこれから

まずは京都スタイルビールの定義。「京都産の原料を使っている」からスタートし、さらに細かい各スタイルのガイドラインは、歴史的かつ世界的なビアスタイルガイドラインに照らし合わせて文章化が進んでいます。たとえば、

  • 京都スタイルIPA
  • 京都スタイルセゾン
  • 京都スタイルダークビール
  • 京都スタイルペールエール

などが上がっており、さらに、京都産の副原料を使うことも考えられています。

公式マークもできました。このマーク覚えておいてくださいね!!

また、京都スタイルビールを進めていく取組として、京都のブリュワリーを中心に【京都クラフトビアフレンズ】という集まりを作ろうとしています。この集まりを通じて原材料を融通し、先ずは試験醸造。そのビールを一般に提供してのアンケート調査などをしながら、さらに検討を進めていこうと考えています。

今回のイベントでも、詳細の展示、京都産酵母や与謝野ホップなど、京都産の原材料を活かした試作品ビールの試飲コーナーがありますので、ぜひ会場に足を運んでくださいね!!

「京都クラフトビアフレンズ」を応援してください!!
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京都クラフトビアフレンズ

京都クラフトビアフレンズは、京都のブリュワリーだけではなく、ホップや大麦の農家さん、ビアパブ、ビールファンの皆さんの繋がりをも深めていける集まりを目指しています。

京都スタイルビールのことだけではなく、イベントの開催やその他諸々。ビールの関係者全体がビールを通して楽しく集まれることができればよいですね。
今回のイベントも、梅小路ハイラインを運営する株式会社Replaceさんと京都クラフトビアフレンズの協力で実現することができました。今後の活動を応援していただければありがたいです!!

京都クラフトビアフレンズのLINE公式アカウントがあります。これに登録してもらえれば、最新の情報が配信されるので、ぜひ登録をお願いします!。 みんなで集まって楽しみましょう!!
QRコードを読み込んでくださいね!!

さて、その第一回目として今週末、梅小路ハイラインの「京都クラフトビール祭」が開催。久しぶりのイベントです、是非是非ご来場ください!
京都スタイルビールの試飲もありますよ~~~!!

京都クラフトビール祭(11月6,7日 梅小路ハイライン)

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