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【クラフトビールオンラインフェス】第2回目が開催されました!

イベント

国税庁「クラフトビールオンラインフェス」第2回目が開催。第3回の締め切りは、2月1日(月)、午前10時

クラフトビール・オンラインフェス」、第1回に続いて、第2回も1月30日(土)に開催されました。今回も700人近い参加者を集めて和やかに開催されました。皆さん前回以上に楽しんでおられた様子、楽しかったです!!

ブリュワーの皆さん、ビアパブの皆さん、それぞれ個性あふれるいろいろなご経験からお話を聞かせていただいて、これからビールを飲むのがさらに楽しくなりました。

SESSION 1 のゲストは、1995年から醸造を開始した宮下酒造の宮下社長、1997年からビール製造を始めた久米桜麦酒の田村社長。古くから関わっておられるだけあって、日本のクラフトビールの歴史のお話がありました。

ご存知の通り、1994年の規制改革によって小規模な醸造所の設立が可能になったところから日本のクラフトビールの歴史が始まりました。その当時は日本酒の売行きがあまり芳しくなかったそうで、日本酒蔵にとっては、冬は日本酒の製造をメイン夏に製造が一段落したところで、そのころに需要が伸びてくるビールを製造すると都合が良いのではないか。と考えておられたそうです。

また、地域活性化ということも含め、レストランに醸造所を併設するという形態が多かったそうです。いわゆる第一次地ビールブームですね。「地ビールはモノ珍しい」ということで流行ったところもある、とおっしゃっておられました。

その後、その流れは徐々に収束することになってしまいましたが、近年アメリカでクラフトビールが盛んに作られるようになり、その波が日本にも伝わってくることで、「珍しいビール」ではなく、「クラフトビール文化」が日本にも根付いてきたということだそうです。

まさに、今流通しているクラフトビールに個性あふれるものが多いのは、古くからヨーロッパに根付いていたビールの文化と、アメリカのクラフトビールの文化が融合したものなのですね。激しく納得!!

前回、天通さんがおっしゃっていた、クラフトビールとは「造り手がどんなビールを造りたいか」と「飲み手がどのようなビールを欲しているのか」を「造り手の個性」で繋ぐものである。ということが、規制改革によってできた新しい環境の上に、その地域の文化と融合し新しい文化として根付いてきているのではないかと思いました。

そして、おっしゃっていたのは、このような文化的価値がさらなる経済的価値を生むということです。クラフトビールを飲むときに、その背景や文化的価値、その思いを感じながら飲むということが大切ではないかと。また、そのためには作っている現地を尋ねる、ということも大切だと。旅行とクラフトビール。ベストなマリアージュです!! クラフトビールって広がりますねぇ〜〜〜、、 楽しいです。

実は、我が「京都クラフトビール仮想商店街」も昨年、醸造所を訪ねるツアーを企画したんですよ。ちょっとコロナが落ち着いたらまたやります! 皆さん参加してくださいね!!

さてさて、このあたりまでは、まだあんまりアルコールが回ってなかったのですが、やっぱりだんだん来ますねぇ、、、(笑)
まともなまとめが書けなくてごめんなさい。

その後、オンラインで参加ブリュワリーの紹介、ビアパブ紹介のVTR。SESSION2ではブルワリーから和歌山県の「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」、ビアパブから広島県の「RAKU BEER」をオンラインでつないで「こだわりのクラフトビール」についてお話をいただきました。

参加ブリュワリーの紹介コーナーは皆さんの思いがぎっしり!。思いが有り過ぎて、皆さん軒並み持ち時間オーバー(笑)。道後ビールさんは道後温泉本館の前から、あの味のある建物を背景にライブ中継。また、一番盛り上がっていたのは大山Gビールさんでしょうか。醸造長のヒデさんが思いを語ってくれました。チャットのほうは、あのいつもの過掛け声が、、(笑)。いやはや、ヒデさんが出てくると雰囲気変わりますね。またリアルでお会いしたいものです。

前回に比べて今回よかったところは、メインの映像によるセッションを見ながら参加者がチャットでコミュニケーションを楽しむ、ということに加え、独立したQ&Aセッションのボードが有効に使えていたということです。参加者が上げた質問に各ブリュワーさんがしっかり答えてくれました。一部ですが保存したものがありますからご参考にしてください。

Q:国乃長さんへ。マリハナブラウンが好きでした。 いつからか無くなってしまったかと思うのですが、どうなったのでしょうか? (貴醸系に統合?)
A:貴醸系に統合しております。
マリハナブラウンは現在の貴醸BROWNでございます。

Q:ブルワリーの方へ。初めて作った時のビールの味を覚えてますか?
A:松江ビアへるん 矢野です。初めてはたしかピルスナーだったと思います。憶えてないんですがむちゃくちゃ美味しかったのは憶えていますが、今思えば、まだまだ欠点の多いビールでした。修行がたりないころの思い出です。
A:國乃長ビールしまざきです。
初めてのビールは蔵アンバーでした。うれしさが一番にきてすごく感動したのを覚えております。すごくおいしかった想いでがあります。

Q:メーカー様への質問です。ビール容器は缶と瓶が存在しますが、それぞれの利点と欠点はどのようなものがありますでしょうか。
A:松江ビアへるん 矢野です。ウチでは20年前から両方やっています。
缶:利点は割れない、軽い(運送費が安い)、日光によるビールの劣化がない。欠点は設備が高い。仕入れロットが多い(7万本ぐらい)
瓶:利点は高級感がある。飲食店などお店でも出すことができる。欠点は破損の可能性が高い。重い。日光による劣化がある。
という感じでしょうか

Q:ブリュワーさんへ質問です。ビールのラベルを考えるタイミングはビールが作られてからですか?、作る前から決めているのですか?
A:松江ビアへるん 矢野です
ウチでは発売1ヶ月前ぐらいにデザインを決めます。そしてウチは、味の説明やおすすめおつまみを記載するので、2週間前に、テイスティングして文章を決めて、デザイン完成!、印刷会社に出すという感じです。
A:Derailleur Brew Worksではビールの完成まじか、味のイメージとコンセプトが定まったタイミングでデザインを考えています。

Q:國乃長ビール様、カエルがトレードマークですが、デザインの由来をお聞きしたいです(私はカエルグッズが大好きです)
A:國乃長ビールです。
昔からカエルが住める水がある所は水が綺麗なであるというところから、長い歴史の中でカエルが自然とトレードマークとして伝わってきました。現在でもこれを伝えるため親しみやすいデザインに落とし込んで今にいたります。

Q:ビールに合う意外な食べ物教えてください。
A:國乃長ビールです。当ブルワリー営業曰く、キャラメルコーンですw 甘さとほどよい塩感がビールを引き立てます

Q:ホットビールってどんな感じで温めるのがオススメですか?また、向いているビール向いていないビールはありますか?
A:松江ビアへるん 矢野です。
普通のビールは向いてません。7%以上の高アルコールビールや味の濃厚なビール、香りのあるビールがおすすめです。黒ビールは全般に向いていると思います。清酒がらみのビールやチョコビール、バーレイワインなどは向いてますよー

ということで、第3回、第4回が楽しみですね!! 締切前の私のほうの集計では、次回の参加者はなんと1262名!!。次回お会いできるのを楽しみにしております。

応募状況などの速報は以下のページを随時更新しているので、ご参考に!!

第4回の締切は、2月8日(月)、午前10時! お忘れないように!!

第1回、第2回に販売されたビールセットも第4回参加のために再販売ています。まだまだ受付できるブリュワリーありますから、申込みできます。というか、皆さん奮って参加しましょう〜〜〜!!

緊急事態宣言も延長されるようで、ちょっと大変な状況ですが、こんな時こそビール飲んで、楽しみながら業界を応援しましよう!! 

参加一覧ブリュワリー、ビアパブはこちらから! 内容、価格が一覧できるので便利かと。リンクもあります。

イベントのオフィシャルページはここ、https://craftbeer-onlinefes.nta.go.jp/

https://craftbeer-onlinefes.nta.go.jp/

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